耳となって

枝つかむ音も羽音も小鳥来る

枝をわたる小鳥の声や羽音。

10数羽いそうな群れで林を移動中のところをしばらく眺める。
エナガ、シジュウカラ、メジロ、何種類かいるようである。
なかには、小さな啄木鳥・コゲラも混じっている。
餌を求めて枝から枝へ、木から木へと、どれも一カ所に留まることを知らない。
じっと耳をすませば小さな鳥でも羽音が聞こえるものだし、止まり木をつかむ音さえとどくのをひとりで楽しむ時間はいとしい。

“耳となって” への3件の返信

  1. 羽音が聞こえるなんて都会の喧騒の中では想像もつかない光景。
    最近、木の茂る大きな公園にはご無沙汰気味、近々訪ねてみたいものである。

    二十数年ぶりにJR岐阜駅に降り立った。その様変わりに驚いた。
    目的は岐阜大学サテライト教室での更級日記の講義。
    作者の好奇心と源氏物語への憧れが千年の時を経て伝わる。
    定家の筆なる写本の教材には流麗な美しさはないが力強い筆致が感じられた。

    1. 岐阜と言えば、路面電車が走っていた記憶があるんですが、今でも健在なんでしょうか?30代の頃の話ですからもうずいぶん朧です。

      1. 岐阜にはもう路面電車は走っていません。県内では唯一豊橋で走っているようです。

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