作事方婆が指示して地蔵盆
地蔵盆作事係の前夜祭
すごい夕立の中をテント立てたり、提灯のコード引いたり。
爺ばかり朝から忙しい。しかし、龍田大社の太鼓台連ねる氏子たちゆえこういった作業は慣れたものだ。
午後三時ころにはすっかり作業を終えて、その頃には婆たちもかけつけて見栄えを確認する。
テントの中は電気も灯り、お茶やおやつも出て明日の地蔵盆を待つばかり。
こういった今も賑わう地区もあれば、爺の姿が消えて婆ばかりになってしまった、少しさびしい地区も。
いずれにしろ、子供たちの無事の成長を祈ってのいわば祭のようなもので、子供たちは今年はどんなお菓子袋がもらえるのか、夏休みも残り少なくなって最後のお楽しみである。
長かった夏休みも後一週間、まだ宿題が残っている子や自由研究がやれていない等様々でしょうね。
先日お稽古教室で出会った小6の男児はもうすべて済ませたそうでそれも夏休み明けではなく来週月曜日が全校出校日で宿題提出日との事でした。
地蔵盆ていうのですか?
この地域では伝統的な催しは皆無です。
子どもの頃に遡っても夏休みの楽しみは祇園さんと盆踊り、それと母の実家の美杉へ行くぐらいでした。
夏休み最後の楽しみがあって良いですね~
こちらは夏休み入りが早かったので、来週から二学期かもしれません。
今日あたり辻辻のお地蔵さんに灯りがともって子供たちが集まります。今日は風が涼しいので、風に乗って賑やかなスピーカーの声が流れてきてます。家の近くでも地蔵盆かもしれません。もちろん、在の人たちだけで、新興住宅地の子供たちには縁がありませんが。
京都をはじめ関西各地で盛んな行事です。他の地域では聞いたことはありませんね。
作事方婆が指示して地蔵盆
地蔵盆作事係の前夜祭
京都では、16日の大文字の送り火が済み、この地蔵盆になると、
「あぁ~夏休みがホンマに終わってしまうわ」と寂しくなったものでした。
でも、地蔵盆ではどこの町内も『くじ引き』があり、おもちゃやお菓子が
楽しみでした。それに念仏の鐘に合わせての数珠回しも面白かったですね。
ほだかさんの町内では、まだ地蔵盆が生き残っているんですね。いいなぁ~。
新興住宅地ではむろん見られませんが、まわりには古い在所が残っているので今でも見られます。
竜田地区は、秋の例大祭で大社の氏子が八つくらいの太鼓台を引き回すので、この世話役がそれぞれの地蔵盆を仕切っているのでしょう。
なかには、相当古い、曰くありそうなお地蔵さんもおられて大事に守られています。