あきらめた

風入れて虫の音入れて草の宿

いやあ、よく鳴いている。

一体何種類の虫がいるんだろうか。
ここ二、三日夜が涼しいので窓を開けて風を入れているのだが、今までエアコン入れて外界の音をシャッタウトしていたせいか、あまりの賑やかさで驚くばかりである。
インターネットで虫の名前を突き止めようとしても、あまりにも虫の種類が多く、かつ鈴虫、松虫のように分かりやすいのはともかく、みんなよく似ていてさっぱり特定ができない。
ともかく、特定することはあきらめて、虫浄土の世界に身を委ねるのがよさそうである。

“あきらめた” への4件の返信

  1. 小一時間ほど外出していました。昨日とは打って変わり今夜の涼しいこと。当地ではさほどに虫の声はしません。

    ちょっと前に何かでキリギリスのことをギリスと言う地方があることを知った。
    その時思い出したのが子どもの頃のこと、そういえばギリスチョンなんて言ってたことを思い出した。
    あれはキリギリスの鳴き声のことだったのかしら?
    なんだかギリスチョンがとても懐かしく感じられたのだった。

    明日は爽やかな秋日和との予報、期待したい!!

    1. スイッチョンて鳴くのはウマオイでよく聞きますが、このスイッチョンとキリグリスの合成みたいな名前ですね。
      コオロギ、キリギリスの仲間はいっぱいいて総称で言うしかないくらい。
      寧楽の明日朝は20度切るとか。めっきり秋めいてきました。
      万葉読書会はいよいよ第五巻最後の山上憶良の歌になってきました。曼珠沙華で知られる飛鳥ですが、当地はやっと咲き始めたという程度。これから、やはり彼岸の頃なんでしょう。

  2. 予報通り爽やかな朝を迎えました。
    今日の寧楽飛鳥での山上憶良楽しみですね。

    昭和蝉丸さんとのコメント興味深く拝見。
    私は全く気付かなかった寧楽でした。  
    平城は昔覚えた平城山という歌が好きだったので知っていましたが寧楽は初めて知りました。

    1)人恋ふは悲しきものと
      平城山に
      もとほり来つつたえがたかりき

    2)古へも夫に恋ひつつ
      越へしとふ
      平城山の路に涙おとしぬ

    哀愁帯びたもの悲しいメロディーが中学生の私の心に響きました。

    1. いかにも短調で、典型的な日本メロディーですね。
      朝刊でたまたま読んだのですが、古代からあるのは「京街道」。戦略的にも重要で、あまた戦の古戦場。
      大海人軍は最初この峠を破られて初戦敗退、のちに盛り返して勝利を得ました。
      平城山一帯には奈良ドリームランド(廃業)、少年鑑別所(廃止でホテル化計画中)、鴻池競技場などがあり、これら丘陵地帯を越えるとすぐに木津に降ります。

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