月無くて明日の闘球なかりけり
本来なら後の月ですばらしい月の夜のはずだが。
台風の影響であろう、空気はやや熱と湿気を帯び、ちょっと動くだけで汗が流れてくる。
ちょっと動くというのは、台風に備えてのいろいろのことで、殘り蚊に刺されながら重いものを動かすなどなかなか重労働である。
とはいえ、先般の風台風でひどく被害を受けられた地域の方々のご苦労に比べれば何と言うレベルのものではないが。
四年待ったラグビーW杯の好試合二つがすでに中止と決まって、首都圏はじめ各地が緊張に包まれている。ひたすら無事を祈るしかない。
街中がシンと静まり返っている。
前回の失敗に凝りてすべての窓のシャッターを早めに降ろした。
昼間のスーパーは長蛇の列で商品棚はすでに品薄気味。
豊田スタジアムのラグビーも中止になり私が予定していたショパンのコンサートも延期になった。
安全対策に越したことはない。
今朝当地にも警戒レベル3の警告がでました。大和川氾濫を警戒してのことだと思いますが、この川は盆地を囲む山に降った雨が全部流れ込んでくるので、最後の隘路となった県境辺りがつまると盆地がダムと化すわけです。
太古は海だった盆地ですから、もともと水には弱いのです。