然は然りながら

自然保護言ひしが畑の菜虫とる

アブラナ系の苗が息も絶え絶えである

大根、小松菜、芥子菜、チンゲンサイ、白菜等々植えたり蒔いたり。芽が出たものは芽を、植えたものの葉を、得体の知れない小さくて黒い虫が食い荒らしているのである。調べると大根サルハ虫というやつだそうだが、こいつはふだん地中深くにいるが、年に2,3度地上に出て好物のアブラナ系の葉を食い荒らすのである。
これは、出ない畑には全く出ず、出るところには手のつけられないほど出るらしいのである。
決め手となる対策もなく、見つけたら獲るしかないのであるが、獲るそばから沸いてきて手がつけられない。
今まで庭とかプランターで大根栽培を楽しんできたが、こんなことはかつて一度もなく、うまい間引き菜を期待していただけにがっかりである。
キャベツ、ブロッコリーにはおそれていた青虫がついてきたので、虫を敵としないと言いながら、然は然りながら、ひとつづつとっては踏んづけるのであった。
さいわい春菊、レタスなどは無事なのがさいわいだが、今日は小松菜のあったところに菠薐草の種を蒔いてきた。

“然は然りながら” への2件の返信

  1. 家庭菜園の苦労がうかがえますね。
    よほど野菜のお味が良いのでしょう・・・

    1. こんなにひどいのは初めてです。
      夏は暑さと水との闘い。秋は虫との闘い。
      お百姓さんの苦労が身に沁みて理解できました。

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