いい刺激

護法鉢染めあげ信貴の山紅葉

ようやく目に見えて紅葉が始まった。

信貴山から平群の里へかけて山全体が雑木紅葉に染められて、これからしばらくさらに色を濃くして谷全体があかねに映えていくのだ。何の変哲もない雑木紅葉だが、山全体に濃淡なく広がるさまは見応えがある。家は信貴山を背にしているので外へ出て振り向かなければ見えない景だが、コロナ禍で籠もりがちであった暮らしにいい刺激となりそうである。

“いい刺激” への4件の返信

  1. 背景に雑木林の紅葉が見られるなんてすばらしいです。
    朝に夕に私も田舎での当たり前だった生活が年を経るごとにかけがえのないものだったと気づかされるこの頃です。

  2. 護法鉢染めあげ信貴の山紅葉

    「護法鉢」って何かなぁ?と色々考えましたが、分からないので、ネットで
    護法鉢で検索すると、出ました、出ました。有名な信貴山絵巻で描かれた空飛ぶ円盤の様な、あの『鉢』の事なんですね。空鉢護法堂というお社もあるようですが、信貴山も随分ご無沙汰、そろそろ再訪しなくちゃと思っていますが、来年は寅年、初詣など物凄い人出になりそうですね。

    1. 正式には空鉢護法堂という一願成就のお堂がある頂上部分、双耳峰の雄峰、これが盆地からもよく見えるんです。本堂からさらに100メートルほど登らねばなりませんが眺めはなかなかです。
      中興の命蓮上の威徳を描いた信貴山縁起絵巻の「飛び倉の巻」で、山崎長者が托鉢を嫌って空飛ぶ鉢を蔵に閉じこめてしまったので、蔵ごと信貴山に運び去る話ですね。奇想天外な話ですが、ひとびとに戒めを説いた物語でもありますね。

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