霊迎え

盆棚に知らずこぼれし香の灰

漆黒の棚に白い粉が浮いている。

線香の灰がこぼれたものだ。
いったい何時こぼしたものかとんと記憶にないが、何かのはずみで落ちたものであろう。
いずれにしても今日は霊迎えの日。きれいにしておかなければ。

“霊迎え” への4件の返信

  1. 危険防止のため(火災)線香や蝋燭を使用していない。
    蝋燭はスイッチをポンと押すだけの電池式、線香は節目の時だけしか炊かない。
    勤行は朝夕二回でその後の唱題、御書を読んだりするので長時間に及ぶ時もある。
    線香は最近香りも質も良くなり煙も少なくなっているのでお盆くらいは線香を
    炊いてみようかと思う。

    1. 燭の火は勤行中のみ。線香は二つに折って寝かせ起きます。火が残っているうちはそこを離れないようにしてます。
      閉めきった部屋では昔スタイルの線香では無理ですね。

  2. 盆棚に知らずこぼれし香の灰

    読み替えました→ ”仏壇”に知らずこぼれし香の灰
    お線香の燃殻の灰は、お線香立ての真ん中にきちんと立てても、なぜかこぼれますね。仏さん(両親です)が文句か小言を言っているようで、ハイハイと言いながら拭きとってやります。
    今は、なんと、「煙も、臭いも出ない安全線香」と銘打ってLED電子式線香立てが出回っていますが、アレは紛れもなく邪道ですね。

    1. 「仏壇」ですと季語になりませんので、盆棚を広く解釈して用いました。
      今の住宅は気密性が高いので煙が多くて匂いが強いのは避ける傾向がありますが、おっしゃる通り燭のLEDはともかく線香のLED化は勘弁です。線香を細かく折って灯せば早く消えますし、寝かせて供えれば倒れる心配もありません。

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