来年もね

雨欲りて茗荷咲きけり摘みにけり

白い花を見つけるまで気づかない。

鬱蒼とした茗荷の藪は蚊の巣窟で足が遠のくものであるが、さすがに花が咲けば摘まなければと思う。
毎日少しずつ咲くのではなく、一斉に咲く。あっという間に両手で足らぬほどの量になるので、毎年茗荷の酢漬けになるのだが、いったん採るとしばらく顔を出さない。また三週間ほどすると同じ量だけ採れるのでこれも酢漬け、あるいは薬味として重宝している。
今年は二回採ったあと雨がまったく降らず、ときどきのぞくのだが日陰が好きな茗荷はさすがにぐったりしてもう花は咲かないかもしれない。
それにしても今年は毎日のように昼は冷素麺、蕎麦など冷たいものばかり食べているので、紫蘇と茗荷には大変お世話になった。また来年もよろしくね。

“来年もね” への2件の返信

  1. 薬味ならば少量ですみますが酢漬けとなるとある程度の量が必要ですね。
    夏の麺類には紫蘇や茗荷などの薬味が欠かせません。
    身近なところにあれば重宝しますね。

    1. どんどん増えるので株を切り落として制限しています。この台風の雨でもう一度芽を出してくれればいいんですが。

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