実験

朝の陽に花小さくも秋茄子

なお暑いけれど茄子が復活してきた。

ここは実験畝で草や落葉、もみ殻、竹、木材などを埋め込んで肥料、農薬はいっさい使用しない健康野菜を作ろうというチャレンジ畑である。
最近知られるようになった植物と地下の菌たちのネットワークの力によって栽培しようと言うのである。
前期は湿度が足りなかったのが原因で菌が発生しなかったので栄養不足で成長が今一歩、弱った茄子は虫に食われるはでぼろぼろだったのである。
原因がはっきりしたので、大変だったがせっせと水やりを続けていたら最初の菌糸が見えてきた。こうなるとしめたものである。
あとは菌のネットワークが育つよう見守るだけである。
その甲斐あってか艶のいい秋茄子が育ちつつある。今度は虫喰いもなさそうでこのまま順調にいくといいのだが。

“実験” への2件の返信

  1. 野菜作りって奥が深いんですね。
    方法もいろいろでいかに健康野菜を作れるか、昔と違って研究も進んでいるようですね。
    発酵には適度な湿度が必要なのはなんとなくわかる気がします。

    私たちの仲間でも野菜を作っている男性が二人ほどいて夏野菜がどんどん収穫できて食べきれないと・・・
    来月そのうちの一人のお宅に伺い芋ほりをさせていただく予定であるが順調に生育しているようで今から楽しみにしている。

    1. 弱った野菜、病的な野菜には虫がたかったり、病気したりで腐敗・分解の方に進むのが自然です。風の谷のナウシカにでてくるオウムがその象徴で、再生の循環をうながすのです。
      健康な野菜は虫の歯がたたないくらい元気だし、病気にも強いのです。
      そのためには土も健康的でなければなりません。種々雑多な生きものが育つ環境では独り勝ちする生きものはいません。微生物から虫、鳥に至るまでそれぞれが活かしあい、殺し合い絶妙のバランスを保ってます。人間にとって悪い微生物、病原菌、虫がいればそれを捕食するものが必ずいる。
      小さな菜園にそんな理想郷を作ろうとあれこれ楽しんでおります。いまは秋冬野菜の準備の期間。暑くても畑には出かけます。サツマイモは雨不足で成長が悪く、基本的には放置ですので、時期的には太りに入るタイミングですが多くは望めないかもしれません。

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