連日の医者巡礼や柚子熟るる
今年は枝にいっぱいつけている。
ジャムにできそうなほど豊作なんだけど、手をつけかねている。
頼みの綱の家人が毎日のようにあちこちの医院詣で、とてもじゃないがそんな暇がないのである。柚子のジャムというのも実に面倒で皮と実は別々に処理しなければならず、おまけに細かい仕事なのである。
僕は柚子絞りの担当になりそうだが、肝心の皮むきのやりかたがよく分からない。おそらく一日仕事になるので、この医者通いが一段落するのを待つしかなさそうである。
先ごろまでまだ青みがいくらか残っていた柚子も、もう十分に黄色になって旬を逃しやしないか気になるところである。
収穫物も後の処理に結構手間暇かかるものですよね。
手をかければかけただけおいしく頂けるのですから有難いですよね。
奥様だけでなく我が連れ合いも通院日が増えてきている。
医療費もバカにならない。先日年間の大まかな数字を計算してみて驚いた。
中でも加齢黄斑変性という目の病気は定期的な検査と治療に思わぬ費用が掛かる。
体調が思わしくない中、今年第三弾の忘年会に出かけたが気分は悪くない。
精神的なものかもしれないが気の合う友と過ごすのは気分転換、ストレス解消になる。
早めの「良いお年を」の挨拶で別れた。
来年会えるとは限らないのだから行きたい所へは極力出かけることにしている。
話しに聞けば「加齢黄斑変性」というのはなかなか重いそうですね。お大事にされてください。
あちこち行けるうちが花。知り合った御仁もついこの前まで何度も信貴山登ったのに、いまはわけもなく歩けなくなってきたとこぼしておられました。加齢による衰えは避けようもなく、日々のちょっとしたことの積み重なりでその進度を遅らせることができるようですが。