黄のカーテン透かして揺れる女郎花
秋の七草のシーズン。
ある植物園でコーナーに植え込んだ女郎花が満開だった。通路の角を曲がってこれを発見したグループが思わず歓声をあげる。通路にもたれかかるように展がった女郎花はさながら黄色のカーテンのようであった。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
黄のカーテン透かして揺れる女郎花
秋の七草のシーズン。
ある植物園でコーナーに植え込んだ女郎花が満開だった。通路の角を曲がってこれを発見したグループが思わず歓声をあげる。通路にもたれかかるように展がった女郎花はさながら黄色のカーテンのようであった。
近頃、身近ではなかなか「秋の七草」にはお目にかかれません。
これから週末にかけて信州の高原歩きに出かけます。
今回は登山ではないので軽装です。
紅葉には少し早いですけど小さい秋を見つけられたらいいなと思います。
秋の花野歩きですか。いいですね。そういう場所へ行くと芒の一本ですら風雅に思えるんでしょうね。楽しんできてください。
女郎花、日本古来の秋の花ですね。
当然源氏物語の重要場面でも詠まれています。
「をみなへししをるる野べをいづくとて一夜ばかりの宿を借りけむ」
(「夕霧」 一条御息所→夕霧 雲居雁にとられた重要な手紙です)
日経のコラムだったか、最近は女郎花がぐっと減って「男郎花(をとこへし)」が進出してるとか。
女郎花といえ万葉集では山上憶良の秋の七草が有名ですが、「をみなへし」で調べてみると萩との対比で歌われていることが目につきますね。古来から秋を代表する花なんでしょう。