新盆や聞き慣れぬ香のくすぶりぬ
母の名が大きく書かれた荷物が届いた。
今頃になって誰がと宛先をよくよく見たら「ご遺族様」と一段小さく書かれている。贈り主が母が最後にお世話になった病院で、なかみは桐箱に入った線香だった。ここは家族でさえできないことまで何くれと面倒をみていただいた病院で、ほんとうにありがたいことだったが、こうして新盆の見舞いまで贈ってくれると何とケアの行き届いた、事務もしっかりした病院なんだろうかとあらためて驚かされる。自分の最後もこうした病院の世話になれば家族も随分助かるだろうなあと思うのだが、果たして。
新盆に御線香を届けてくれる病院なんてめずらしいね。
受け取った遺族にとっては感動するだろうね。
なかなかここまでフォローをする病院はないのではないかな。
ここまでされると、自分も世話になりたいとお年寄りでなくても思うかもしれないよね。
とにかく素晴らしい気遣いとサービスだよ。
世の中「ビッグデータ」ブームですが、こんな草深い奈良で意外にちゃんとコンピュータ管理されたデータをうまくつかうところがあるのが驚きです。東京でもここまでスマートな病院は少ないでしょう。
きちっとされた病院だったのですね。
人を想って為される行為、気持ちがいいですし、嬉しくなってしまいますね。
おばあちゃんは満足していたのかなぁと想像してしまいました。
私も人のお世話になるときにはそういうところで。。と思ってしまいます。
奥さんが事務長をされてるようで、都会的な雰囲気を身につけていたのでかつての経験を活かされたんだしょうね。弱った病人や家族にとってはちょっとして気遣いが嬉しいものです。