いろづき始めた並木道

天辺にいくほど銀杏の残りゐて

街路樹の銀杏の木が薄く黄葉し始めた。
その下には熟れた実がいくつも落ちていたが、実がちいさいせいだろうか、誰も拾わないのかしらん。
あるいは、都会の人はあの匂いに閉口してしまって敬遠しているのかな。

そういう自分も素手ではちょっと持ち帰る気がしなかったが。

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