豊年の大地波打つ日和かな
羽後・横手盆地の秋は清々しい。
とくに北上から峠を越える道をたどって降りてゆけばゆくほどその感が強い。おそらくアキタコマチであろう穂波がどこまでも広がって、盆地が黄金一色に染まって光り輝くようだ。
今は高速道路が通じているのでじっくり楽しめないのが惜しい。9月末から10月初めにかけては是非一般道をすすめたい。すると今度は、国道に沿って果樹園,とくに林檎園がずっとつきあってくれる場所に出会うことができる。目がすっかり金色になっているところに、あの丸い玉が連なっているのを見ると、今度はその紅の深さに目が奪われてしまうのである。
横手盆地の秋は目の秋と言ってよい。
東北は実りの秋ですね。
米、果物 特に林檎は絶品です。
いち早い紅葉にも感嘆の声があがります。
昔、通った磐梯吾妻スカイラインは今でも目に浮かびます。
京都の寺社などの形式美ではなくて、スケールはじめ自然美の紅葉はやはり東北にかぎりますね。いまごろはキヨノリさんも全身真っ赤に染まっていることでしょう。