吽形像襞の影濃き秋日かな
吽形像膝に差し入る秋陽かな
東大寺南大門の金剛力士像の20年ぶりの修復が終わった。
昨年の阿形像(向かって左側)から、今年は吽形像、それぞれ工事用足場が組まれたり、シートがかけられたりして見ることができなかったが、先ごろお目見えとなった。
この時期は相変わらずの人気で、修学旅行生が説明員の話を熱心に聞いている。
午後の吽形像には網のフェンスをすかして秋日が直接あたり、日陰の部分とは深いコントラストを形成しているので、よけいに秋の日差しが強いように思える。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
先日、正倉院展を訪れ、本物の正倉院への道すがら、戒壇院、あうん像と御対面してますが、余りの人の多いのに圧倒され、流されてしまいました。それでもガイドさんの「あうんの呼吸」の語源の説明は、耳にしました。好奇心と、注意力、観察眼。いつの場合も必要ですな。
この時期外国人と修学旅行生でごった返しています。
私が見ていたガイドさんは小学生に「あうん」の説明をすっ飛ばしていましたよ。ガイドさんの時間管理も大変です。
この阿吽像に秋日が差している場面は何とかものにしたいシーンです。時間をかけて推敲しようと思います。