東の顔

ケーブルカー乗り継ぐ駅へ初電車

軌道こそ見えないがケーブルカーが走るあたりは見当が付く。

近くにいながらまだ行ったことのない場所のひとつが生駒山上公園、通称「聖天さん」こと宝山寺である。
生駒まで電車で20分弱で行けるし、大阪や奈良へ出るには必ず通過する駅なのに、その駅から降りたことはない。
なぜ行ってみようと思う気持ちにならないのかというと、生駒山は下から仰ぎ見るだけで十分の魅力があるからだと思う。
とくに、山腹の四季の移ろいや暗峠にかけての鞍部の美しさにいつも目を奪われているからではないだろうか。
つまり、私にとっては生駒山は登る山ではなく下から仰ぎ見る対象なのである。
先日も車窓から見ていると、鷹が生駒を巻く気流に流されてゆくのに見とれていたし、毎回通るたびに何らかの発見があるのである。
西側、つまり大阪側の顔と東側の顔と違う面があるかと思うが、断然東側つまり奈良県側の顔が好きである。

“東の顔” への2件の返信

  1. 仰ぎ見る山と登る山の違い。
    富士山は見る山で登る山ではないという人もいますが日本人であればやはり一度は登りたかったのでツアーで登りました。
    見る方向、角度、季節により姿が変わる山、それが生駒山なんですね。
    そんな山が近くにあるのは幸せですね。

    今日は箱根駅伝一色、我が母校は三年ぶり三度目の出場、総合9位でシード権獲得の快挙。
    昨年二月に新監督が就任し予選では5位。
    驚いたのはいきなり往路一区の米満が区間記録そして復路、嶋津が区間記録で十区を締めた。これ以上の喜びはない。

    1. 母校の健闘おめでとうございます。
      今年の大会は記録ずくめでした。例のナイキの厚底シューズが一役買ったのでしょうかね。

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