春めくに腕の骸は冷えおりぬ
猫の逝くせめて手向けの蘭黄色
今日ほだかの葬式を済ませました。
大好きだった品々や六文銭を持たせて。
棺には咲いたばかりの黄色いカトレアも添えてやりました。
薄氷や荼毘の煙の雲となれ
霊園の池には薄氷も見られましたが、天気そのものは久しぶりに一日中晴れてくれました。
霊園は竹内街道そばでしたので、荼毘の煙が葛城山の雲となり、ほだかの魂も高くのぼっていったと思います。
葛城の 峰に湧きたつ 雲なるは
愛しきものの 魂なるべし
合掌。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
春めくに腕の骸は冷えおりぬ
猫の逝くせめて手向けの蘭黄色
今日ほだかの葬式を済ませました。
大好きだった品々や六文銭を持たせて。
棺には咲いたばかりの黄色いカトレアも添えてやりました。
薄氷や荼毘の煙の雲となれ
霊園の池には薄氷も見られましたが、天気そのものは久しぶりに一日中晴れてくれました。
霊園は竹内街道そばでしたので、荼毘の煙が葛城山の雲となり、ほだかの魂も高くのぼっていったと思います。
葛城の 峰に湧きたつ 雲なるは
愛しきものの 魂なるべし
合掌。
髪刈る日黄色き蘭のほころびぬ
この時期の髪切りは四温の日に限る。
うっかり寒い日に髪切りしようものなら、店を出たとたんゾクっとくるもんだ。
この日、室内の温室をのぞいたら黄色の小さなランが顔をみせている。
午前中に駅前の床屋さんでさっぱりしてきた。