ギャラリーの黒き切り絵や馬酔木咲く
切り絵作家西村さんの作品展に行ってきた。
光を浴びた陽の部分とそうでない陰の部分だけで構成された切り絵は、その大半を占める陰の部分を見る人の想像に委ねるという心象効果と相俟って素晴らしい立体像を浮かび上がらせることに成功している。
まさに、谷崎の随筆「陰翳礼讃」を思い起こされるような、陰の芸術といってよいだろう。
満たされた気分でギャラリーから出たら、薄紅い馬酔木の花が目に飛び込んできた。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
ギャラリーの黒き切り絵や馬酔木咲く
切り絵作家西村さんの作品展に行ってきた。
光を浴びた陽の部分とそうでない陰の部分だけで構成された切り絵は、その大半を占める陰の部分を見る人の想像に委ねるという心象効果と相俟って素晴らしい立体像を浮かび上がらせることに成功している。
まさに、谷崎の随筆「陰翳礼讃」を思い起こされるような、陰の芸術といってよいだろう。
満たされた気分でギャラリーから出たら、薄紅い馬酔木の花が目に飛び込んできた。
相変わらず冷たい雨ですね。仕事で金沢へ一泊で行ってきました。兼六園の梅もまだ殆ど咲いてないらしいです。ただでさえ色んなことが停滞してるのにこれでは盛り上がらないですねえ、まったく。
この前紹介してもらった仏像切り絵ですね。光と陰、シンプルでいいんでしょうね。
谷崎の陰翳礼讃は読んだことありません。明治~昭和、現代文学にも行きたいんですが、なかなか行けません。その内少しづつと思っています。
テレビの「美の壺」など見てると、和の美意識というのは独特な世界を造りだしていることがよく分かりますね。「陰翳礼讃」は短いものですから、本屋に寄ったとき文庫本などで立ち読みできると思います。