芽吹き

あわあわと芽吹き柳の揺れるかな

河川敷に大きな川柳がどの木よりも早く芽吹いた。
生まれたばかりの緑があわあわしているので、ちょっとした風でもあると木全体が応えるように優美な動きを見せる。

“芽吹き” への2件の返信

  1. 柳の生命力すごいですよね。冬場バサッと枝を落としても春になると瞬く間に青々としてくる。ウチの河川敷ゴルフ場には柳が多数植えられていてこれをどう克服するかがスコアメイクの鍵になるのです。

    柳、源氏物語には色々と登場します。女君を例えるものとして或いは女君の着物を表わすものとして、、、。そして柳の樹木そのものとしては、第46帖「椎本」の巻に宇治川に沿って植えられ柳が「川そひ柳」として出てきます。

     「川そひ柳の起き臥しなびく水影などおろかならずをかしきを、、、、」

    どうです、この表現。柳の枝葉が風に吹かれて上下左右に揺れる様(ほだかさんの言う「ちょっとした風でもあると木全体が応えるように優美な動きを見せる」)を見事にとらえていますよね。このあたりがボクがのめり込んでしまった所以であります。。

    1. たしかに「起き臥しなびく」さまが水影に映えるだなんていきいきと目に浮かぶようですね。ただ、これは新芽のときに限ります。十分伸びてしまった枝だと、起き臥しなびくには相当の風が必要でちょっと味消しですね。

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