お大尽

粋筋を引き連れ二月礼者かな

これも死語に近い季語かもしれない。

意味は、仕事の関係などで正月に年始回りができなかったために、二月一日に年賀に回る人。また、その風習を言う。
正月興行で忙しかった役者、料理業界などに見られたという。
新暦となって、2月まで年賀の挨拶をしないということはないと思うので、俳人だけが遊べる世界ではないだろうか。
黒紋付のきれいどころを引き連れて、まるで成金のお大尽のような年賀である。目はもうきれいなお姉さんに釘付けである。

“お大尽” への2件の返信

  1. 二月礼者、初めて聞く言葉ですが言われてみればなるほどと思えます。
    お正月に忙しい役者さんや料理関係の人が一段落した二月に年始回りをするというのは頷けます。
    これはこれで粋ですね。

    1. 2月1日といっても旧暦のことですから、れっきとした春の季語なんですね。
      今日から春だと言いますが、風が切れるように冷たいです。雪が降ってきたりして、外出中止となりました。

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