川幅佳し

佐保川の七分と見えて花の雲

不退寺へ向かう道筋の佐保川に出た。

毎年見事な花を見せてくれる名所で、七分咲きといったところだろうか。
きらきらと光る川面に幾分かの花片も流れているようだ。
もしかすると上流ではもっと咲き進んだのがあるかもしれない。
両岸の木から伸びた枝がふれあうばかりに花のトンネルをなして、川幅佳し、土堤よし、櫻佳し。
いいものを見ることができて、今日はそれだけで満足である。

“川幅佳し” への2件の返信

  1. 寒さも吹き飛ばすような見事な花との遭遇、良き日になりましたね。

    当方の桜堤は数本が七分咲き程度でほとんどが五分咲きにも満たない。
    昨年の今日の日記を読むと「風もないのに桜がしきりに散る」とあり今日の寒さでは散歩する気にもなれなかった。

    1. 今日は「花冷」の句が多かった。
      季語にうってつけの寒さ。
      伊達の春物でほんとうに辛い日だった。
      だけど、今日は在来蒲公英がいっぱい見られて何となくハッピー。

      在来の蒲公英ここだ佐保の径

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