菜の花もどき

芥子菜が半ばを占める河原かな

とくに関西以西の河原に多いという。

西洋芥子菜。
食用としての芥子菜は弥生時代に渡来したものらしいが、それが野生化したのが西洋芥子菜だそうである。
最初見たときは、菜の花、つまり油菜かと思ったが、よく見れば葉や花にボリューム感が足りない。
遠目では分からないが、近づいてみると「?」となる。
時期的には菜の花が4月初旬頃におわるとすれば、こちらは一月くらい遅れるようである。

関東地方の河原で、もしも菜の花のようなものが群生していればそれはセイヨウカラシナかもしれない。

“菜の花もどき” への7件の返信

  1. へえっ~、知らなかった。

    何もかも菜の花でいっしょくたにしていました。
    今、河原に咲き誇っているのは菜の花ではないのね。

    東海豪雨(平成12年)以後この花が群生するようになりました。
    それ以前は見られなかったのですが。

    近くに「なばなの里」と言うのがあります。
    この地方で春先に出荷されるやわらかな葉先を菜花と呼んでいます。
    おひたしにするととても美味しいです。

    今度、散歩のとき、よく観察してみよっ~と。

  2. なるほど、そういうことですか。当地の河原・土手でも近年やけに「菜の花」多くなったなぁと思ってました。

    「もどき」、「のようなもの」、色々ありますね。
    菜の花はむしろ菜っぱ類の花の総称と考えて芥子菜も含むとする方がいいんじゃないでしょうか。
    「芥子菜」では季語になりにくいと思うのですが。。。

    1. そういう総称的な使い方というのはありだと思います。ただ、色は黄色のものでしょうねえ。「大根の花」や「諸葛草」とも呼ばれる「ムラサキハナナ」などは紫菜花の系統で。

  3. 暑い!!夏日?  7千歩足らずで限界。

    ウオーキングに行ってきました。堤防の菜の花もどきの観察に。
    やはり、おっしゃる通り「芥子菜」でした。
    のり面は西洋タンポポと、西洋芥子菜の黄色一色で占領されています。
    植物の生態系にも変化が起きているのでしょうか?
    在来種はすっかり淘汰されてしまったようです。

    ふと何気に脇を見るとクローバーの群。
    あった!!四つ葉のクローバー。
    ラッキー!!

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