救われる光景

禁足の杜の一本桜かな

不思議な景色を見た。

景行天皇陵の深い森のなかに一本の桜が灯るようにして咲いている。
この時期咲くと言えば染井吉野かもしれないが、すると誰が植えたのだろうか。あるいは他の種類だとすると鳥が種を運んできたのかも知れない。
昨日ちょっと荒れ気味なのは残念と書いたが、この桜にちょっと救われた気がした。

“救われる光景” への4件の返信

  1. 古墳や天皇陵が荒れているのを見るのはやはり寂しいですよね。
    人の手は入らなくても一本の桜に見守られておられるのでしょうね。

    今日は終日雨、何もやることがなく筆を執った。
       菫はいつも菫らしくてときに雨   池田澄子
    湿度が高いと半紙までがしっとり湿ってくる。
    菫と雨粒のやさしさを表現したかったがなかなか思うようにいかない・・・

    1. 池田澄子の句はいつも飛んでるが、ときにものの本質を言い当てているときがあって面白いと思う。が、あんな風にはとても作れない。

  2. 古事記が好きなので、何度か奈良にはおじゃましました。いいところにお住まいですね。太古の神々に、コロナ禍の終息を願うばかりです。
    冒頭の句を紹介させていただきました。悪しからず。

    1. いつぞやリツイートされた方ですね。ありがとうございます。景行さんの陵墓がちょっと整備行きとどかぬところにうら寂しさを禁じ得ませんでした。
      それだけに、明るい桜が灯るように見えたのが印象的で詠んでみました。
      奈良は幸い東大寺をのぞきどこへ行っても人が少ないので、この時期出歩くにはもってこいの場所です。コロナには負けていられません。

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