人工美

長堤に同じ色見て花疲

花もピークを越えたようだ。

いつもならこれから吉野が始まるのだが、今年はどういうわけか里と同じ時期に咲いて同じ時期に散るようである。
それにしても染井吉野は派手でいいけど、同じ花ばっかり続くと飽きるものだね。
人工的な花の宿命か。

追)なぜか投稿ボタンを押したのに送信済みになってませんでした。最後まで確認しないのが悪いんですが。最近こんなことが多発して投稿が抜けたような感じになってしまうのは困りものです。

“人工美” への2件の返信

  1. 今、窓越しに堤防の桜を眺めながらPCに向かっています。
    風が結構強いにも関わらず散りもせずしっかりと花をつけています。
    間もなく散り際の美しさも見せてくれるでしよう。

      世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 
      散ればこそいとど桜はめでたけれうき世になにか久しかるべき
               (伊勢物語82段)
    この時期ならではの歌ですね。

    1. 心の桜とでも言うのでしょうか、うまいこと詠むものですね。俳句にも芭蕉の、

      さまざまなこと思い出す桜かな

      これも実景と言うより心象吐露の句でしょうか。
      ちょっと色っぽくといえばこんな句も、

      夜桜と濡れてゐるなり恋ひつのり 仙田洋子

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