標高

植栽の桜めぐむも十年目

何万本という桜が植えられたという。

今も毎年植栽している人たちがいる。
津波到達地点に沿って延々と植樹していくというプロジェクトもあるという。到達した標高地点にいっせいに桜が咲けば、否が応でも人々の記憶に刻まれてゆくことだろう。
口伝ても大事だが、桜の高さが無言で避難先の目安を教えてくれるのである。

“標高” への2件の返信

  1. あの時はまだ現役で働いて職場で揺れを感じた。
    そして新聞、テレビを見る間もなく翌日天竜川の源流から河口までを歩く催しに参加すると為、夜行バスに飛び乗ったのである。

    あれから10年、いまだにかける言葉さえ見つからない。

    1. 当日もその翌日もテレビに釘付けの日々。やがて計画停電が始まって大騒動でした。ですが、被災地の悲惨さに比べれば従来とほとんど変わらない毎日で恙なく生きていられるのはありがたいことです。

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