踏まれずに

掌のほどなそこだけ野の菫

オオイヌノフグリ、ナズナなど、野の花が今を盛りと咲いている。

うっかりすると踏んでしまうくらいに。
だが一カ所だけ見慣れぬ花を見つけた。近寄ってみるとどうやら菫のようだ。あまり見たことがない色、形をしているが間違いがなく菫である。しかも十センチ四方くらいしか咲いてないのが不思議である。まわりはオオイヌノフグリだらけなのに。
さいわいなことに咲いている場所が野道の肩にあるので、人に踏まれる心配はなさそうである。明日もまた見に行ってみたいと思うくらい可憐である。

“踏まれずに” への2件の返信

  1. 堤防にも毎年、野生の菫が咲きます。
    今年はまだ見ていないので私も確認しに出かけてみたいです。
    いかにも野の菫草という可憐な感じです。

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