誘はれて桜の下の写生会
あれは四年生になる前の春休みだった。
新学期より水彩画を習うことになっていて、道具一式買ったばかりだった。
クラスの仲のいい友に誘われてさっそく写生会に行くことになった。
絵の具の使い方すら知らずどうやって描いたか、今となってはさっぱり思い出せないが、河原に降りて土手の桜を見上げるような構図だったことだけは記憶している。誰に教わるでもなくよく思い切って大胆に描いたものだと今でも思うが、なんとそれが入賞してしまったのだ。
後日クラスの先生から賞状を渡されてそのことを知ったのだが、まさかの話におどろくとともにおおいに刺激になったことは確かである。
ただ、どうやらそれはビギナーズラックだったようで、その後は鳴かず飛ばず。絵とはもっとも遠い人生となったのである。
それは素敵な良い思い出ですね。
初めて絵具を使って大胆な描き方がかえって良かったのかもしれません。
私も絵の鑑賞は大好きですが描く方はからっきし駄目です。
書家よりも画家を尊敬しています。
今日は知多半島の方まで少し遠出して海の幸を味わってきました。
帰りは万朶の桜を堪能して丸一日遊んできました。
明日は我が家の目の前の桜並木を雨が降らないうちに散歩するつもりですがあっという間の花の命ですね。
桜鯛など、この季節をことほぐめでたい言葉がいっぱいです。海の幸、山の幸もまだまだこれから堪能してください。