三室山

雨に子をやれば桜の散りそむる

花冷えの雨だった。

桜を見に帰っていた娘が東京へ帰って行った。
三室山の遠桜も雨にけぶって今日は見えない。
家の裏手から山の全貌がよく見えるのを知ってからというもの、あらためて三室山の春と秋の変化が楽しみでならない。今日はその三室山の桜を見てから帰るのだという。三室山とそれを巻くように流れる竜田川両岸の桜並木は一見の価値はある。交通の便が悪いのが玉の疵だが、いい思い出になるだろう。

“三室山” への2件の返信

  1. ひんやりしているせいか花もちは結構良いようでまだ十分に見ごたえはありそうな様子。

    昨日は時々冷たい雨が降る中気持ちに踏ん切りをつける出来事があったりして
    結構心が揺れ動いた。春の別れである。

    1. 春は行く人来る人、出会いも別れも、それぞれさまざまな人間模様が見られます。くしくも旅立つ日は花散らしの雨になりました。

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