桜の楽しみ方

桜木を見て花片はみてをらず

足もとから仰いでも個々の花は見ていない。

一週間前は裸木同然だったのが、数日で満開ともなると圧倒される思いに支配される。
これが吉野などならば圧巻の山を前にただ陶然とするばかり。
桜の絵を描けと言われればどんなに細かい描写でも枝振りサイズとなろう。花片単体というのはどんなものかと問われても即答はできないのである。
糸桜、河津桜、いろいろあるが、全体として眺める。それが桜の楽しみ方でもあろう。

“桜の楽しみ方” への3件の返信

  1. 昨日夕方、小一時間ほど今年最後の桜並木を鑑賞しながら散策した。
    まさに桜吹雪舞うがぴったしの中、ああ今年の桜も終わりだな~と感じさせた。
    その花弁が我が家のベランダまで飛んできている。
    一片をつまみながらふと夕刊の記事を思い出した。
    一本の桜から散る花弁の数はどれほどだろう?
    以前、実際に数えて見せたテレビ番組があったそうだ。その数60万枚近くだったとのこと。
    やはり桜は一枝、一片ではなく全体の姿を眺めてこそである。

  2. 先ほど朝のニュースで斑鳩三室山の桜を楽しませていただきました。
    もみじの緑もきれいでした。その下を流れるのが竜田川なんですね。
    秋も楽しみですね。

    そしてカムカムのドラマチックな場面を見てその後、正平さん、今日は平群町へ向かいました。ご近所ですね。

    1. 全国版でも放送されましたか。近辺にはふたつの三室山があります。今朝放送のものと、龍田越えルートのものと。今朝の三室山の南側の字は「神奈備」。名前からしてもいかにも神さぶる地域です。そのうえ、ここには古豪族紀氏の名字をもつ家がたくさん。相当古い町であることが分かりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください