平群谷出づる峠の懸り藤
これは霾ぐもりというべきか。
初夏の陽気に遠い二上山はじめ青垣に靄がかかっている。
午後三時の気温が三十一度。真夏日である。朝方こそ長袖をはおっていたが、日中はTシャツ一枚で十分である。家にいるときは靴下だって暑苦しい。
今日はホームセンターのはしご。この店にないものはあそこで、あそこにも無ければまた一軒。
目当ては農業資材だが、ワークマンが近くにあったのがブレークして以来小さな店は畳んでしまったようで、ホームセンターの作業パンツで間に合わせることにもした。吸汗速乾。これはいい。今まで何本かのGパン、綿パンでやっていたが膝がずいぶん薄くなっていつ破れるかというぎりぎり。
昨年までは会社の作業服がしっかりしたもので重宝していたがさすがにもう限界。長いオフィス勤めから馴れない工場勤務に変わった思い出の上下だがおさらばである。
山の藤が見事な季節となった。サングラス越しにもくっきりと藤色が山膚に浮かんでいる。桐の花も今頃はさいているであろう。
昨日は真夏日を思わせる陽気にぐったり、その前日は時々車の暖房を入れたりした。
こうも日々気温の上下があると身体がついていけない。
山々は今が一番美しい姿を見せてくれる。
月が替わったらもう一度連休中に三重行をしようと思う。
母の命日が迫っている。亡くなってから満7年が経つ。
そう言えば昨日の車はエアコン必至。マスクして動くのも苦しいくらいでした。晴れと雨が交互に来る日が続きます。体調には気をつけたいものです。