まんず咲く

まんさくの金糸こぼるる土塀かな

金縷梅が咲くのはこんな時期だったんだなあと改めて思った。

関東であまり目につく機会が少なかったので、当地で初めて見たときは何とも不思議な花が咲くもんだと感心していたら、実は名前の由来が『早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったもの』から来ているそうで、関東では気づかなかっただけのようだ。むしろ、当時には俳句にも興味もなく、何処に行くのも車で、まして寒い早春に街を出歩くことなどほとんどなかったのだから当然ともいえるが。
当地では、寒牡丹で有名な當麻の石光寺で見たのが初めてだったと記憶している。その時には、三椏の木も間近で見ることができた。

俳句というものに出会って以来、いろいろ知ることもありその奥深さもまた底の知れないものに見えてくるが、明日は、大阪・堺の例会に初めて参加する予定である。吟行ではなく兼題と席題が出される会なのでちと苦手だが、佳句に触れるチャンスなのである。

“まんず咲く” への2件の返信

  1. もうマンサクの花の季節ですか、早いですね。
    この花、私も好きです。
    早春に先ず咲く黄色い花、早春には黄色が似合いますね。
    まんさくの木の紅葉も素敵ですよ。これは生け花にぴったりです。
    句も情景が見えて素敵です。

    今日庄内川河口の野鳥博物館に行ってきました。
    なんと干潟に羽を休めて餌を漁っている何千羽という数えきれない野鳥の群れ。
    驚きました。肉眼ではなくもちろん望遠鏡ですが初めて見る光景に興奮状態・・・
    館の職員さんに望遠鏡の扱いと野鳥の説明を受けながらの観察です。
    さぎ、しぎ、かも、かもめ、鵜、かいつぶり、みさご等々・・・
    はく製も展示してあるので私のような鳥の名前を知らない者にも親切です。
    こんな多くの野鳥に出あえるなんて夢みたい。
    今度は森の野鳥を見てみたい!!

    1. 野鳥の魅力にとりつかれましたね。知れば知るほど面白い世界ですよ。ぜひ、山や森歩きで探してみてください。最初のうちは「探鳥会」などを利用するのも手ですね。検索すればいろいろあると思います。

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