名水のタンク両手に春の雨
雨で散歩できないので水を汲みに出かけた。
名水百選に選ばれたという天川村洞川のごろごろ水だ。
空気が澄んだ日に大峯の方向にくっきりと見える山があって、一つは山上ヶ岳、もう一つが弥山あるいは八経ヶ岳じゃないかと思うのだが、それら大峯とも呼ばれる山への登山口とあって遠いこと遠いこと。途中、奈良の三大梅林の一つ「広橋梅園」もあって吉野の桜に負けないくらい壮大な景色も楽しみながら、深吉野の奥へ奥へと入ってゆく。
午後から出かけたので言ってみれば今日は予備調査。立ち寄り湯には入り損ねたが、洞川はじめ温泉も多いところなので、次回は朝から出かけて一日ゆっくり過ごしたいところだ。
全国には名水と呼ばれる湧水が多くありますが奈良の山奥にもありましたか。
近くに温泉の立ち寄り湯があるというのもいいですね。
さぞかし吉野の木がふんだんに使われた木の香り高い秘湯なのでしょうね。
この洞川温泉というのは登山客によく利用されているようです。
なにせ大峯の入り口ですから、修験者向けの宿も多く、陀羅尼助の看板がやたら目立つ通りでした。この風情は写真とかテレビでよく紹介されます。
この山(大峯山)は日本で唯一未だに女人禁制だそうです。
登山誌でも男性限定で女性はご参加いただけませんとありました。
今時珍しいですね。
双方の言い分もわかりますが、昔から宗教とか修行とかに結びついてきた山だけに難しい問題ですね。
役所のHP見せてもらいました。けっこうなものですね。古来有難がられてきたのでしょう。奈良盆地、何でもあるようですね。
いやあすごいところです。秘境といってもいいでしょう。それが自宅から65キロあまり、1時間半くらいで行けるのですからありがたいことですが。
熊野はさらにずっと奥ですので、昔の熊野詣でを考えると気が遠くなります。