題材

深よしののさらに深きの花疲

あらためて桜にちなむ季語は多いと思う。

ここ数日桜ばかりの句を詠んでるが、桜前線を追っていけば毎日のようにでも詠めるのではないだろうか。花にも咲きはじめあり、満開あり、散りはじめあり、落花あり。ひとところにとどまっても色んな角度から詠むことができるし。
なかなか奥深いところがあって、これはと思えるようなものにはなかなか巡り会うことができてない。日本人の精神構造にも深く関わりのある題材だけに、客観写生に徹した作句の力を養うには格好のテーマというものなんだが。

“題材” への6件の返信

  1. 今朝は最低気温が1℃とまさに花冷え(?)といった寒さで、冬に逆戻りしたようでした。
    途中にあるソメイヨシノの並木はかなり路面に花弁が散っていたものの、まだまだ花見のできる状態でしたね。
    ところで話は替わりますが、磯子のK君が横浜グリークラブのメンバーとカルテットを組み、4月5日に栄区の文化センターで初めてのコンサートを行ったので報告しておきます。
    当日は板橋区のK君、港北区のS君、1年後輩のS君と一緒に、入場無料でしたが、花束と寸志も用意して応援に行ってきました。
    カルテットは2組あり、1組はグリークラブのメンバーだけで、バーバーショップコーラスをメインに英語で歌いましたが、ハーモニー、リズム感、発音ともすばらしく、玄人はだしでした。
    K君のカルテットのメンバーにはメンネルの先輩2人も加わり、ダークダックスの日本の歌シリーズを中心に歌いましたが、1年に23回も施設に慰問に行っているだけあって、様になっていました。
    当日お客さんは横浜グリークラブのメンバーとメンネルのOBが中心でしたが、300人席がほぼ満員の盛況でした。
    K君のパートはトップテナーをメンネルの先輩が担当したため、セカンドテナーを担当しましたが、ソロの出番ではなかなか良い声でした。

    1. K君の声に往年の艶が戻ってきましたか。ここ数年の精進のたまものでしょうね。
      貴君もまた本格的な練習を重ねているので円熟の域に達しているのではないかと推察します。
      いくつになっても向上心が大事ですよね。

  2. これまで様々の桜を見てきているのに、それを句にするとなると難しいですね。
    ありきたりの言い古された句になってしまいそうです。
    違った捉えかた、違った切り口を探してみたいです。

    1. 古今何千何万というひとが詠んできた題材でしょうからオリジナリティを出すのはなかなか大変です。最近は、開き直ってできるだけ素直にシンプルに詠むしかないような気もしているのですが。

  3. 昨日の三重は霙混じりの寒い日。
    一転して今日日中は汗ばむ陽気。
    所により桜はまだまだ入学式を寿ぎ微笑みかけていました。
    しばらく暖かい日が続きそうでうれしいです。

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