春の夕景

桜蘂しきりに降りつ川落暉

この時期の夕日の光は柔らかく明るい。

入射角が浅いせいなのか、光が隅々にまで行き渡るような暖かみさえ感じる。
まして水面のきらめきは眩しいほどで、川端にあるものたちのシルエットを際立たせてさらに美しく見せる。
その眩しいきらめきをさらに揺らせるように桜蘂がはらはらと落ちてゆく。

春はたけなわを迎えようとしているのだ。

“春の夕景” への6件の返信

  1. 「しべ」がこう言う漢字とは知りませんでした。
    おしべ、めしべのしべなのですね。
    又「落暉」も初耳で検索してお勉強させていただきました。

    桜並木を今日は下を向きながら歩いてみました。
    しべの茶色はまだ枝についたままのが多かったです。
    サクランボがなるといいのにな~と思いながら・・・

  2. そうですね。桜が散った後の蘂がきれいですね。公園掃除で散った花びらを掃き集めてきました。そして若葉の季節へですね。

  3. 昨日は元勤務先の会社が東京オリンピックの年に創業し、今年が50周年ということで、その記念式典にOBとして招待されました。
    日本橋水天宮近くのロイヤルパークホテルで行われ、なつかしいOBを初めとして、関係会社の幹部等、大勢の出席者のもと、思ったより盛大に行われ、あっと言う間の2時間半でした。
    式典の合間には、女性カルテットの弦楽四重奏のライブ演奏等もあり、結構おしゃれな感じの式典でしたね。
    お土産として、江戸切子のカットグラス、日本橋地元の日本手ぬぐい、人形町今半の牛肉の佃煮等も頂戴しました。
    次の記念事業にはもう参加できないでしょうね。

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