藤棚

花蜂の無害もあると教へらる

春日大社万葉植物園の藤は今が盛り。

ただ最初は、その蜜を求め尻が丸くて大きな蜂がぶんぶん飛んでいて思わず腰が引けてしまう。係員から「花蜂と言って刺さないから大丈夫ですよ」と教えられ、ひとここちつく。一般には「クマバチ」と言えば分かるだろうか、それくらいの大きさ。目の前の花房のまわりを飛び回るので、お尻がまん丸でずんぐりした様子がよくわかる。
とりわけ香りの強い「麝香藤」という種がたくさんの蜂を呼び寄せていたのが印象的である。

“藤棚” への6件の返信

  1. そうか、藤に集まるのはクマバチとばかり思ってましたが色々あってその総称を花蜂というのですね。納得です。藤が満開ですね。あの香りも私は好きです。

    先日来当地では田植えが始まってます。田植え機で瞬く間に植えられていくのをみてびっくりしました。今朝は植えられたばかりの田んぼにかえる(トノサマガエル)が群れをなしてゲロゲロと大合唱。のどかというより少々うるさい感じでした。

    1. 相変わらず田植えが早いですね。今日、伊勢本街道経由で津まで行ってきましたが、宇陀や県境に近い御杖村の山里でも田植えしていました。大和盆地は6月に入ってからですから、盆地よりずっと寒い山里がすでに田植え時期を迎えているというのは不思議でなりません。
      早く秋が来るし、さいわい水は豊富なので国ン中より早く済ませてしまうのかもしれませんね。盆地は雪解け水とか期待できず、梅雨の雨依存という背景があるのかもしれません。

  2.  友達と公園の藤棚の下のベンチでお弁当を食べている時、私もそう教えてもらいましたよ。
     クマバチよりも「花蜂」のほうが可愛げがありますね。
     蜂たちはぶんぶんとうなりをあげて飛び回っていますが、人に近付いてはきませんね。
     追い払ったりするといけないそうです。お互いにその領分をおかさなければいいようです。

    1. お尻ふりふりがかわいかったです。おびえたりして、脅かしたりしなければ大丈夫。やっぱり適度な距離さえ保ってればいいようですね。

  3. 藤棚から垂れ下がった薄紫の花房が見ごろですね。
    当地の近辺にも藤の名所が多くあります。
    なかでも曼荼羅寺の藤の花は危機に瀕していたのを樹木医の手によって見事に再生されたとかで見ごたえがありそうです。
    この連休中に行けたらいいな~と・・・

  4. そのお寺の藤を見に他府県からも集まるとのこと。さぞ見事な房なんでしょうね。
    昨日は二上パークで桐の花、今日は伊勢本街道の余花、山藤、桐の花を堪能してきました。5月6日まほろば句会は長谷寺で牡丹の予定です。ここしばらくは花づくし。

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