法面で

山裾を拓きしなぞへ黄水仙

住宅地を上へ上へと登ってみた。

隣町は斜面一面が碁盤のように区切られて、低いところから順に一条、二条という風に通りの名前がつけられ、高いところでは十一条まである。さらに、後から開発されたのだろうか、その上に上一条、上二条という通りもあって、この辺りから見下ろす奈良盆地の景色はなかなかのもの。自宅は八幡さんの森のかげになっているので見えないが、はるか下の方である。
こういう傾斜地というの法面がいたるところに顔を出していて、その法面を利用した植樹や植栽も目を楽しませてくれる。
今日は、誰も採らなかったのだろうか蕗の薹のすでに薹が立ったのも発見したり、あのおちょぼ口のような見事な喇叭を見せてくれる黄水仙が日だまりに群れているのも楽しむことができた。

“法面で” への2件の返信

  1. 起伏に富んだ土地柄のようで変化があっていいですね。
    散歩道に蕗の群生はあるのですがまだ蕗の薹にお目にかかってません(単に見つけようとしてないだけでしょうが)。黄水仙、きれいですね。水仙が冬、黄水仙が春、これも納得の季語ですね。

    1. 食べるものは背が低いので見つけにくいという面がありますね。それこそ薹が立ってしまえばはっきりと分かるんですがね。

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