もう帰りましょう

入相の鐘や雲雀の高みつつ

もう夕方なのに相変わらず雲雀が頭上で賑やかだ。

午後6時になって自治体が流す子供向けの「もう帰りましょう」放送が聞こえても、まだふらふらと南から北へ流れていくように飛んでいる。やがて3軒くらい隣の、今は家庭菜園になっている空き地に着陸したのを目撃。朝にも同様の光景を見ているので、どうやらその畑はお気に入りの場所のようだ。
それにしても、雲雀が降りるさまは「落雲雀」というくらい独特で、いつ見ても目を楽しませてくれる。まるで模型飛行機がゴムがすっかり巻き戻されてふらふら着陸するように、羽根を広げたまま左右にゆっくりバランスを取るようにして降りてくる。そして、最後の10メートルというのはあっという間に落下という風情だ。

“もう帰りましょう” への6件の返信

  1. 我が故郷では夕やけこやけのメロディーが流れます。
    これを聞くと親は夕食の支度を、子どもは帰らなきゃと思わせます。

    今年になって雲雀はおろか燕も一度も見かけません。
    揚げ雲雀は知っていましたがそれに対して落ち雲雀があるのですね。
    両方とも見たことがありません。悲しい~・・・

    1. ちょっと郊外へ出てみれば見つかるかも。これからゴールデンウィーク。有名なポイントを避けて近場の探索もいいかもしれません。

  2. 揚雲雀あれば落雲雀もありなんですね。この頃土手で雲雀を観察するのがとても楽しみです。先日土手の土の所で鳴いてた雲雀を発見しずっと見てました。やがて離陸し高みに達し鳴くだけないて降下。約3分くらいでした。雲雀見物もいいけど首が痛くなります。

  3. 雲雀君はあの頭の羽毛が特徴。鳥の中でもちょっと突っ張った兄貴みたいな感じですかね。人がいても畑などに降りてよく歩きますのでじっくり観察できます。

  4. 宝塚ではトンネルを北に抜けると、もう田園地帯で周囲は「山笑う」世界ですが、ひばりはなかなか見かけません。鶯は結構鳴きますしメジロやヤマガラが庭に来ることもあるのですが。でもひばりは歌によく出てきますね。なんせ歌の大御所が美空ひばりですからね。ちなみに、双子の孫娘は「美空」「美晴」と言います。

    1. 雲雀には麦畑というくらいですから田園地帯なら見かけると思うんですが、生息条件はどうなってるんでしょうかね。朝に新聞を取りに出ると、もう頭の上で鳴いてます。我が家は田園のまっただ中ということでしょうか。

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