雛巡り、もう一つの楽しみ

筆すずり文箱にすます雛道具

今日は雛まつり。

この日を中心に、家や寺に伝わる雛を持ち寄ったり、各家に飾って観光客に楽しんでもらおうという催しが各地で盛んだ。
滋賀県では東近江市「商家に伝わるひな人形めぐり」、奈良県では奈良市法華寺「古代ひな人形展」、高取町の「町家の雛めぐり」など、ニュースにもよく取り上げられる。
いずれも古代雛が多く飾られているが、よくできた雛飾りには必ずと言っていいほど目を引く立派な雛道具も添えられている。
道具は、雛の大きさに合わせて原寸よりは随分小さいが、どれも良くできた細工にはほとほと感心するものがある。
聞いた話では、大店や大名家などでは豪華な雛飾りとは別に、「ご内証の雛」と言って個人で楽しむような小さなものを別に作らせたそうである。ここでは、道具も一段と小さく設えられ、禁制もかまわずに競うように贅をこらした微細な細工がほどこされたという。
古代雛のねびた表情を楽しむのもいいが、このような道具に注目して巡るのもいいかもしれない。

“雛巡り、もう一つの楽しみ” への5件の返信

  1. ぽかぽか陽気のふれあい橋(1.7キロの人道橋)を散歩中の保育園児と一緒に渡りました。
    そのおしゃべりの賑やかな事。
    昨日のお雛祭りはお遊戯会があったそうで給食はちらし寿司だったとか。
    そう言えば孫娘もこの頃に、よく雛祭りの歌を歌ってくれました。
    こちらは一番がやっとなのに4番までしっかり歌うのです。
    その孫娘も秋には二十歳に・・・歳月を感じます。

    1. 随分と長い橋ですね。これから陽気がよくなると気持ちもいいでしょう。
      お孫さんが二十歳なら、ひ孫も期待してよさそうですね。言葉を覚えたら「雛祭り」を最後まで歌ってくれるかも。
      追)徳川美術館では今「特別展 尾張徳川家の雛まつり」が開かれているそうです。「ご内証の雛」もあるそうですよ。

  2. 庄内川と矢田川の二つの橋を結んでいるので結構な距離です。

    「ご内証の雛」のお知らせありがとうございます。
    昨年行った時は気づきませんでした。
    4月10日まで展示しているので機会があれば行ってみます。

  3. ご・め・ん・な・さ・い
    何を勘違いしたのか橋の長さは360メートルでした。
    1.7キロは体操教室まで歩く距離でした。
    近頃何もかもミスが多くて・・・

    今もあるページをプリントしていたら指定した以外のものがどんどん印刷されて止まりません。
    やっと強制終了しましたがプリントの山です。

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