鼻をつく

山葵田の抜いてたちまち澄みにけり

そろそろ山葵の芽が出回る頃か。

信州を旅していて、花芽のついたもののお浸しをいただいたことがある。
花が咲いては味が落ちるので、芽のうちに摘んでしまわなければならないそうだ。
ただ、葉だけならまだしも、芽つきとなると特定の季節にかぎられ、しかも少量しか採れないので、地元にご縁がないとなかなか手には入るものではない。

わさび漬などはよくお土産にいただいたり、自分でも買って帰ることが多くて好きな食べ物だが、山葵の花の季節は特別で、やけに山葵菜のお浸しが食べたくなる。
ほんの少量でもいいので、あのツンと鼻に来るお浸しを味わえればいいなあ。

“鼻をつく” への2件の返信

  1. 山葵ですか。実際に生えている所見たことありません。遠くからあれが山葵田だというのを見ただけです。ピリッとした山葵、日本食には欠かせません。

    1. 山葵には、ものが腐りにくいという効果もあるようですね。
      昔から食べているものには、それぞれ意味があって、今に残っているということですね。

      九度山では、柿ソフトがさっぱりして旨かったです。安曇野の大王農場の山葵ソフトも。地域に行けばそれぞれの味があるものです。

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