欅の陰

剪定瘤巨き並木の新樹光

冬の間可哀想なくらい刈り込まれた欅並木に緑が戻ってきた。

欅の若葉の下はブナに似て明るいが、背がすっと伸びた高い木であることも手伝ってさらに開放的な気分になる。
日陰も作ってくれるし、真夏の並木道にはほっとするものがある。秋には秋で、素晴らしい黄葉。そして厚い落ち葉道。冬には、影が舗道に長く伸びて、街路のアクセントにもなる。
初夏の木々の初々しい葉の総称を「若葉」とすれば、木々の緑は「新緑」、みずみずしい緑に覆われた木々は「新樹」。使い分けはけっこう難しい.

“欅の陰” への2件の返信

  1. 欅、私も大好きです。
    最後のお勤めは官庁街にあった。
    地下から外に出ると欅並木が続いて四季折々に楽しませてくれた。
    今頃、新樹光を放っている事でしょう。

    欅が庭にあるといいなとは思うがこの木は大木になるので庭向きではないですね。

    1. 落ち葉の処理が大変な木ですし、神社、公園の欅を見るだけにして楽しみましょうか。
      武蔵野の雰囲気における欅の役割がいかに大きいか。あの欅並木は壮観ですもんね。

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