いたちごっこ

葉隠れにそして土遁に金亀子

黄金虫はブドウの葉っぱが大好きである。

実を充実させようという時期になると、必ずやってきて食害をもたらす。
果樹園ではおそらく薬剤を使って予防していると思われるが、自宅で栽培するとなるとほかの植物などへの影響も考えると使うことはためらわれる。かわって、こまめに一匹ずつ捕まえるしかないので、朝の日課ともなっている。
うまく捕まえられればいいが、枝が揺れるとたちまち察知して逃げられるので捕殺率は五割がいいところで、毎日がいたちごっこのようである。その逃げ方だが、1センチクラスの大きさの奴は、だいたいがポロリと落ちて一目散に地中に潜ろうとする。ちょっとでも発見が遅れると、まずは見つからない。そんなことから、夜の間は土の中で暮らしていることが予想される。
いっぽうで、5ミリほどの小さい奴は空中にさっと飛び去ってまず捕まらない。

“いたちごっこ” への2件の返信

  1. こがねむし(金亀子)と読むとは知りませんでした。
    黄金虫だとばかり思っていました。
    以前、合歓の花にコガネムシが湧くように発生して真黒になりました。
    もう気持ちが悪くて木、まるごと切り倒したことがあります。
    コガネムシもカメムシも果樹園には大敵ですね。

    1. あの歌があって、コガネムシはかわいい虫というイメージが出来上がりましたが、幼虫の時はネキリムシ、成虫で食害と害虫に分類されます。大きいので捕殺するのは気持ちいいものではありませんので、カメムシ同様洗剤のプールに溺れさせて処分してます。

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