農小屋の風読む仕掛け青嵐
矢田の里山歩き。
このあたりは、神話で天磐船に乗ってきた饒速日命(にぎはやひのみこと)が射った矢が落ちたところに降臨したと伝わる里で、見た目は典型的な谷戸の里山風景が広がる。
その谷戸に開けた市民農園にはペットボトルを加工した風車がからからとまわり、小屋の屋根には風力計がのるなど、矢田ならではの様相を見せている。
以前に、楼門にプロペラが奉納された飛行機の神さまのことを紹介した。
おとぎ話のような神話伝説だが、古代の混沌とした時代のことなど夢想しながら散歩するのも悪くない。
矢田の里というのはかの有名な紫陽花寺(矢田寺)のあるところでしょうか?
昨日の青嵐から一転、今日あたりは気持ち良い風にさぞや青空にカラカラ音を響かせていることでしょう。
そうですね。矢田の里山から矢田丘陵を駆け上がった中腹にあります。ここから眺める盆地風景はなかなかのものですよ。谷間にこぼれさく紫陽花を上から眺めると見事なもので、傘がよく似合う場所です。