好事魔多し

ねずみ取りはまる善人青嵐

最近やたらねずみ取り現場に出くわす。

だいたい場所は決まっているので御用とはならずにすんでるが、たまに網に引っかかる気の毒な人がけっこういる。
というのも、ここらでよく見かけるのは一時停止違反の取り締まりで、物陰にひそんでこれをチェックしているのだ。
停止線で停止していては左右がよく見えなくて、つい徐行で前へ出てしまうと御用となるわけだ。
全く確認しないで優先道路へ飛び出すなどレアだと思うので、実態にそくした運用があってもいいと思うのだが。
新緑が眩しくて心洗われるようないい気持ちになってると、とんだ災難に巻き込まれかねない。くわばら、くわばら。

からから回る

農小屋の風読む仕掛け青嵐

矢田の里山歩き。

このあたりは、神話で天磐船に乗ってきた饒速日命(にぎはやひのみこと)が射った矢が落ちたところに降臨したと伝わる里で、見た目は典型的な谷戸の里山風景が広がる。
その谷戸に開けた市民農園にはペットボトルを加工した風車がからからとまわり、小屋の屋根には風力計がのるなど、矢田ならではの様相を見せている。
以前に、楼門にプロペラが奉納された飛行機の神さまのことを紹介した。
おとぎ話のような神話伝説だが、古代の混沌とした時代のことなど夢想しながら散歩するのも悪くない。