日の蝕の夏至の光りを奪ひけり
今日になって気づいたが昨日は夏至で、しかも夕方には部分日食もあったとか。
とくに夕方に起きたせいか日食には全く気づかなかったという鈍間ぶり。
もしかすると自分をとりまく自然の動き、移ろいというものに鈍感になっているのではないかとも思うのである。
かつては日食があると天変地異の前触れではないかと大変怖れられたそうであるが、それが政ごとに利用されたり、あるいは神話での復活を暗示するキーワードとして用いられたり。
とまれ、気づくことさえなかったのだから今回の蝕も単なる天文的な偶然がもたらされたことだけは確かである。
ところで、日食は新月の日、月食は満月の日だとご存じでしたか。
天体には疎いので調べてみました。
日食は新月、月食は満月というのが納得できました。
昨日の日食はニュースなどで知っていましたが見逃しました。
太陽の前を月が横切ることで太陽の一部が欠けて見えるのが部分日食。
アフリカでは金環日食が見られたようです。
次回の2023年4月20日はともかく、さらにその次は2030年となればこれはもう無理、貴重なチャンスを見逃してしまったことになります。
日食、月食の理屈は知っていましたが、あらためて教えられると立体的に理解できますね。
昨日は薄曇りだったせいか、私も気づきませんでした。以外に機会が少ないものですね。しかし、百年時代といいますからうまくするとあと二回はチャンスがある計算になります。