昭和は遠くなりにけり

遊園地閉じてひとつの夏終る

昭和のひとつの終わりであろう。

豊島園が閉じ、大手百貨店そごうの発祥地関西からの撤退。
東京に住んだ人なら一度は行ったにちがいない豊島園は、各地に出来たテーマパークに圧される形で客足は衰退して行くばっかりだった。なかには親子何代にもわたって記憶がひとつになる懐かしい場所でもあろう。
かくいう筆者も結婚前に家人と行ったことのある思い出深い公園である。
ニュースでは地域に150年間も根を下ろしたデパートがこの夏廃業するという。これも郊外のショッピングセンター、最近ではネットショッピングに圧されて細るばかりである。
おりしもアフターコロナの暮らしがいったいどうなるのかいろいろ模索する動きがあるが、こうした業態の変化も避けられないことだろう。今から10年もすれば今とは全く違った暮らしというものがあるにちがいない。

“昭和は遠くなりにけり” への2件の返信

  1. としま園の閉園は大きくニュースで取り上げられています。
    行ったことはありませんが今の大型テーマパークの原型とも言われるものだったのでしょうね。
    結婚前のデート、想い出の場所なんですね。

    大手デパートは軒並み売り上げの減少、逆に食品スーパーは売り上げを伸ばしレジ前は長蛇の列で買い物にかかる時間が以前の何倍もかかるようになりました。
    この先、生活環境はどのように変化し対応に戸惑うことも増えるのではないかと危惧されます。
    こんな時思うのは亡き両親のこと、コロナ禍を知らずに安祥と旅立てたことはかえって良かったと・・・せめてそう思いたい。

    1. スーパーの行列でさらに暑いと家人がこぼしています。
      当地はSDもいい加減で無頓着な人も多く、長居は無用ですね。
      こんな暮らしは来年も続くでしょうから、コロナを知らないで天国へ召された方はきっと幸せでしょう。

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