難点

青梅の重き楽しむ梅仕事

充実した青梅が2キロくらい採れた。

東京から持ってきた梅だが、ちゃんと花が咲いてしっかり梅の実を収穫できたのは今年が初めてだ。
「桜剪るバカ、梅剪らぬバカ」というが、梅の素人剪定はけっこうむずかしいところがある。どういう風に剪ればというのは書物なりウェブで調べれば分かることだが、何が難しいかはその時期で、書物や人によって言うことはまちまちなのである。
ある人は花梅のことを言い、またある人は実梅のことを言う。
花も実もという考えるひとはあまりいないようで、去年当たりからようやくそのポイントがつかめたような気がする。
まず、実を収穫したら一回目の剪定。梅は夏に来年の花芽を形成するのでその前に枝を整える。花を咲かせ実を生らせるには、要するに短い小枝をたくさんつけさせるのがポイント。今年ぐんと伸びた長い枝を整理しながら残すものは切りつめ、夏までに新しい小枝をいっぱい発生させるわけだ。
二回目は冬、花が咲く前に込み入った枝を整理する程度にとどめる。
一般には花が咲き終わったら剪定というのがセオリーだが、これは花梅の話。実は花が終わったらつけるわけだから花の終わった枝を除去してしまったらつける実が少なくなってしまうのである。
明日はこれで梅ジュースを作る予定。あまりにうますぎて夏本番になる前になくなってしまうのが難点である。

“難点” への2件の返信

  1. 花梅と梅を実らせるのは違うのですね。もしかしたら木そのものも違うのかな?
    田舎で山を管理している友人は梅の木もたくさんある山なので当然剪定もしているのだろう。
    あの梅の実は誰が収穫するのだろう?
    hodakaさんも本格的ですね、おかげで立派な梅の実が収穫できましたね。
    梅ジュースと言うのは梅酒と違い全くアルコール類を使わないのですか?

    1. 僕の到達した結論はプロからすれば間違っているかもしれませんが、一応自分には納得できる方策です。
      梅ジュースは梅シロップとも言いますが、単に梅と氷砂糖を漬けるだけです。すると梅からエキスが滲み出て、完成したらそれを何倍かに水で薄め飲めます。人によっては炭酸割りもいいようです。簡単にできて、本当に美味しいですよ。梅酒もいいですが、管理もシロップが簡単でいいです。
      今スーパーでもシロップ用の青梅が出回っていると思います。

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