皮算用

鍬振るふたび脱げ落つ麦稈帽

市民菜園が今日から使えるようになった。

何年か借り主がいなくて防草シートをかぶせてあったので、土が固くしまっていてこれを畝に起こすのは大変そうである。
今日は縁の雑草刈で午前中をつぶし、午後おそくなって涼しくなりかけたころから畝を線引きし畝四本のあらましを決めた。1.1メートル幅、長さ4メートル弱のものが四本。平行四辺形のいびつな畑なので、三角部分は道具などのコーナー。設計図が決まって今日はとりあえず一本だけ畝間を掬ったところで、午後六時を知らせる防災無線がなって仕事仕舞い。
明日は気温30度になるというから、どれだけ進めることができるかはなはだ心もとないが、木金が雨の予報なので二日間で完成できればいいがなと皮算用。
すでに両腕がパンパンで風呂に入ったらすぐにでも寝てしまえるが、締め切りの四句これから詠まなければ。

“皮算用” への4件の返信

  1. お疲れさまでした。すっかりお百姓さんですね。
    晴れの日は土に親しみ雨の日は句作の晴耕雨読、これこそ人間の原点かもしれません。
    お天気さえ良ければ日も長いので時間は有効に使えますね。
    心地よい疲れで質の良い睡眠ができるでしょう。

    1. 畑にいるときは畝づくり以外の邪念はいっさい湧かないので、疲れにも心地よさというものがあって晴耕雨読はなかなか精神状態を健全に保つにはもってこいです。

  2. 鍬振るふたび脱げ落つ麦稈帽

    本格的になってきましたね。帽子は脱げるは、鍬まで抜けるは大変ですが、それがまた何とも賑やかで何よりです。
    新しい畝に、さて何を植えますか。心ときめく瞬間ですね。あれもこれもと収集つきませんが大いに楽しんでください。
    当方、プロセスは楽しむんですが、収穫にはあまり関心ないものですから多分に収穫時を逃しがちです。
    先日も花付きブロッコリーを持ち帰り、山の神からクレームを頂戴しております。

    1. その通り限りある畝にあれもこれもは一緒です。
      夏野菜のシーズンが過ぎゆくのを見かねた菜園オーナーがオクラと落花生の苗を分けてくれました。
      昨日サツマ藷苗を買いに行ったら最後のシナシナの金時半額でゲット。30本もあってもてあまし気味。紅ほのかが欲しかったがこれも止むを得ず。

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