触角

落枝の下手人なるべし天牛

お気に入りの紅葉の枝が落ちている。

木を見るとしっかり髪切虫がへばりついている。葉を食べるどころか枝だって囓ってしまうようだ。
「天牛」と書いて髪切虫と読む。長い触角を牛の角にみたてた漢語である。
そう簡単には見かけない虫だけど、どういうわけか我が家ではちょいちょいと見かける。
噛まれないよう気をつけみごとな模様をしばしみとれながら、そっと戻してやった。

“触角” への5件の返信

  1. 落枝の下手人なるべし天牛

    天牛って、かたつむり(蝸牛)かなと思ったら、カミキリムシの漢名、と。
    正式には星天牛、確かにカミキリムシンは殻に星の模様がついています。
    でも、何故、牛? 触角が角みたいなのか etcetc、どうでもいいことを
    思ったり・・・。とてもvisualでcolurfulな楽しい句です。

    1. 東京の外れにいたときは身近で見たことがなかったので、庭にふいに現れると嬉しいものです。まるでクワガタがきたみたいな。あの点々がきれいな虫です。

  2. 土日共に三重にいました。
    三重は天候が不安定で昨日はどしゃ降り、今朝も起きたら小雨が降ったり止んだり。
    草茫々、家の中は蜘蛛の巣だらけ、雨漏りで受けた器の水が溢れている。
    到底人間の住める環境ではなくなってしまったがかろうじて一泊。
    日帰りの往復運転の自信もない。
    何処のお墓も枯れ枯れ状態が痛ましい・・・

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