命育む場

田水引く申し合わせ日圃場かな

マイファームは圃場整備されて10年に満たない地区の一角にある。

それまでの細切れだった農地を集約したもので、水も共同管理している。
その水が今日10日ようやく配られることになり、いっせいに周りの田に水が引かれて景観が一変した。

水が張られた田はやがて苗が植えられ、その生長とともにさまざまな生物をはぐくむ場となる。
マイファームへ行くたび珍しい生き物たちの姿をみられるのも楽しみである。

“命育む場” への4件の返信

  1. 「圃場」、えらく難しい言葉ですね。行政用語でしょうか。
    共同管理の田んぼ、日本農業の未来への模索ですかね。

    田んぼの水生動物、色々見られるんですか、いいですね。
    知人が「田んぼにタガメを呼び戻す会」なんてやっており、実験的な田んぼを作り色んな生物が生きられるよう活動している。タガメは獰猛な肉食昆虫でタガメが住むということは水がきれいで、他の生物も豊富にいるということを意味するらしい。
    昔、津の田んぼにはけっこういたと思うんですけどね。。

    さて、奈良盆地でもそろそろ田植えのようですね。
    芭蕉は今日6月11日は白河の関を越えて須賀川に滞在、折しも田植えのシーズンだったのでしょう。

        「風流の初やおくの田植えうた」
    そして、
        「世の人の見付けぬ花や軒の栗」

    田植え歌が聞こえてきそうですね。。

    1. 農地の仕組みはよく分かりませんが、水とかいろんなものを共同使用あるいは管理などあって複雑なものがありそうですね。

      ここ数日で田植えが終わるでしょうから観察を続けていきましょう。
      機械が導入されてからというもの集落の共同作業を奪ってしまったので田植え歌からは遠い世界となりました。

      それでもマイファームの周りは今日もあちこちで鶯が鳴いています。

  2. 田も畑も近くには全然ない場所に住んでいる私としては、羨ましい環境ですね。
     公園に小さな田圃が作ってあり、田植えから始まってお米ができるまでが
    体験できるようになっていますが、如何せん規模がねえ・・・
     今後の珍しい生き物たちの写真を楽しみにしています。

    1. 生き物たちの生態がうまく写せたらいいんだけどどうでしょう。
      声なら鶯や蛙の声が賑やかです。塩からトンボもよく見かけるし。今日は家の前の電線でホオジロの囀りも聞こえましたよ。

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