学校へ兄のあと追ひ花は葉に
腕白もいつの間にか小学校へ上がる齢になっていた。
四つ上の兄は親に面倒見るように言われたものの、いたずらっ子で気が強い弟をもてあまし気味でしぶしぶ通学を先導しているようだ。
ふたりとも学童保育学級で帰宅は5時頃。
やがて学校にも慣れてきたらもう兄の言うことなど聞かなくなるのは目に見えているし、二人だけの時間をどう折り合いをつけていくのか、気にかかるところであるが、お隣の家庭のことであり離れて見ているしかない。
兄弟は時間の経過とともに成長するであろうし、どんな少年に育っていくのか。6年間はあっという間に過ぎてゆくだろう。
平群谷の山には遠目にも桜の名残が認められるが、雨で増水した竜田川沿いの桜はすっかり葉桜となっている。
窓越しに見える桜並木もすっかり葉桜になってしまいました。
今朝は台風一号の影響か大きく葉を揺らしています。
男兄弟というのはなぜか正反対の性格になるような気がしてならない。
我が子にしても男孫二人にしてもしばしそう感じることが多い。
満開から葉桜へ。今年の変化は驚くほど早いようです。これも季節外れの暑さがつづいたせいでしょうか。
得てして下の子は上の子の叱られ方をよく見ていて、うまく立ち回ることが多いですね。
学校へ兄の後追い花は葉に
これだけの短形句にこれだけ多くの情報を盛り込むなんて、業師ですねえ。当方の離れた孫より、近くの子。可愛いでしょうね。愛情たっぷりの眼差しが、なんとも言えず、良いですね。
時のたつのは早いものです。兄弟の成長した分こちらは老いていくわけですからね。そろそろ自覚しないとね(笑)